大阪府
降臨日:2021年07月18日
※これはBLACK ANGELS取材班の独自調査によるものです。
朝起きてニュースを見た瞬間、思わず「よっしゃー!」と叫んでしまった。
今までずっと梅雨だったのだ。ジメジメとした空気に、心もどんよりと落ちていく日々だった。
その忌まわしい梅雨が、朝のニュースで明けたと言っている。思わず叫んでしまう。これでやっと、洗濯物の部屋干しをしなくてよくなる! カバンに折り畳み傘なんてもう入れなくてもいいんだ! 電車のあの謎の生乾き臭ともおさらばだ! どんどん気分が高まっていく。
そして、さらに嬉しい知らせは続く。 なんと梅雨が明けたこのタイミングで、BLACK ANGELSが降臨するという情報を入手したのだ!
なんだこれは? まるで盆と正月が一緒に来たみたいだ。こんなことがあるのだろうか? 夢を見ているのか? 一度ほっぺたをつねって痛みがあるのを確認すると、降臨の情報を得たホールに向かってみることにした。
ホールに到着するとそこは
たくさんの人で溢れていた。梅雨明けしたからなのか、並んでいる人たちの顔も、晴れ晴れしているようにみえた。
まぁ雨の音も嫌いじゃなかったんだけどね……。呑気にそんなことを考えながら最後尾に並ぶことにした。
ホールがオープンすると、ホール内は一気に熱気に包まれていく。
次々と台が埋まっていく。
もうすでにROCKのステージは始まっていたのだ! 店内の人たちをかき分けBLACK ANGELSの姿を探す。
ほどなくして、遠くで微笑んでいるBLACK ANGELSを発見する。 やはり情報は間違えてなかったようだ。
本日のBLACK ANGELSは杉山まどか。
座右の銘は諦めたらそこで試合終了ですよ。
確かに諦めたらそこで全て終わってしまう。あの漫画も諦めなかった! 心なしか杉山まどかの目も諦めないでと言っているようだ。
何かあったら諦めずに頑張ろう! そんなことを考えている隙に、杉山まどかは店内を練り歩いていた。
まず杉山まどかが向かった場所は『パチスロ北斗の拳 宿命』のコーナーだった。
こちらは全5台が超絶ROCKなBEATを奏でている。この4台のスランプグラフの素晴らしさ! 6号機だってやれるというのを見せつけてくれる。 1台のグラフは途中まで下がっているが、ROCKを奏でているのが途中でわかったのか、回転数がこの中では1番回されており、最終的にはプラスで終わりという、ひりつくようなROCKを見せてくれた。まさに諦めたらそこで試合終了のパターンだ! 諦めないでよかった結果だ。
次に杉山まどかが向かったのは『絶対衝撃Ⅲ』だった。
『絶対衝撃Ⅲ』では下記の画面も確認出来たし
なにより全2台がぶん回し、そしてプラスと、2台ともROCKを感じさせてくれた。
ROCKのパワーに目を奪われていると、杉山まどかは『パチスロ交響詩篇エウレカセブン3 HI-EVOLUTION ZERO』にいた。
こちらも全2台からROCKを感じさせるのだが、残念ながら1台は若干のマイナスとなってしまったようだ。しかし回転数はかなり回されており、ROCKを爆裂させようと、奮闘していた様子が伺い知れる。そしてもう1台は全然回されていないのだ! なんと勿体無いことか……。
杉山まどかは店内を練り歩いていた。そしてその足が止まる。そこには『政宗3』があった。
2台のグラフは残念な結果になってしまっているが、3台全台からROCKの旋律は聞こえてきていた。惜しむらくはまだ回転数が少なく。もしかしたらここからのプラスもあったかもということだ。こちらもまさに諦めたらそこで試合終了だ! とはいえROCKでもこんな旋律になることもあるのかと考えさせられた。
考えてるうちに、杉山まどかを見失ってしまった。 慌ててその姿を探すと、杉山まどかは店内を所狭しと練り歩いている。
『ハナビ』からはハズレも2回確認して、圧倒的なROCKだし、人気機種の『押忍!番長3』からもROCKが咲き乱れている。
杉山まどかの歩みは止まらない。
そしてその歩みと共に、慌ただしく1台1台メモっていく取材班。忙しい! 忙し過ぎる! まるで盆と正月が一緒にきたみたいだ。
どうだろう? この美しいスランプグラフの数々。Aタイプやバラエティに至るまで色々なところでROCKを魅せつけてくる。『Re:ゼロから始まる異世界生活』はマイナスで終わっているが、回転数が8,456回転とROCKを感じ取っていたことがわかる。『戦国乙女2〜深淵に輝く気高き将星〜』はまだまだ回されておらず、これもまさに諦めたらそこで試合終了ですよだ! ここからROCKのアクセル全開もあったのかもと思うと、勿体無い結果となってしまった。
やっとメモをとり終わった頃には、杉山まどかの姿はなかった。
慌てて店内を探すも、その姿を見つけることはできず、店内で見つけたのは謎の紙だけだった。
1/7? なんだこれは? とりあえず家に帰ってじっくり考えるか……。そう思ってホールを後にした。外は眩しいぐらいの快晴だった。